想像の黒ごまプリン

 

春はあけぼの、とはまだ言えない。

早出の時間の朝5時半くらいはまだ真っ暗で、完全に夜なんだけど、最近空気が春っぽい日がたまにある。高校受験の時、先生に片思いしてた時のあの甘酸っぱさを時たま思い出す。塾の子と一緒に勉強したり、お菓子を食べたり、先生に意味もなく質問をしに行った日のことを。肌に触れる空気と春の匂いと一緒に不意に思い出す。

そんな風に、胸がきゅっとなる思い出がある自分が素晴らしい。よく青春を謳歌したよ、自分。(笑)(笑)

 

そんなこんなで、試験まであと少し。

友達はスタートダッシュが遅くて、すでに資格に受かっている子からマンツーマンを受けているらしい。不条理だ。クリスマスも正月も返上して勉強していたのに私は、ぶつくさぶつくさ、、。勉強のお供に買った胡麻プリンが思ってたのとちがって(もっともっちりしていて欲しかったという希望)ぶつくさぶつくさ。

 

でも、大変だからこそ身近な人の優しさに触れている感がとてもあるから。きっと彼女はそんなことは感じてないとおもう、し、頑張って勉強した時間は自分の肥やしになると思うし。受かっても落ちても。いや、受かるけど。受かるし自分。

 

とりあえずのこりの胡麻プリンを食べたら勉強再開しよう。