2019-06-05 余韻 余韻に浸る 自分の息づかいと、彼の吐く吐息と 少し高めの体温と、苦しそうにする表情と、 ひたひたと、ではなく湧き出てくるかのような感情が止められない。好きなんて言葉じゃ伝わんなくて、猫のように頭をぐりぐり押し付けても、紛うことなきこの気持ちが余ってしまう。 体から彼の体温が離れない。どきどきと、安心感と、余韻を残して部屋に漂う。 好きだ、この気持ちはどのように伝えれば良いのだろうか。湧き出すほどの、こんな感情が久しぶりに久しぶりで、自分自身が扱いきれていない。暴走する、惑う。