8月18日

きききき、と虫の声

じじじ、と寂しげに鳴く

 

お盆をあけると、唐突に秋が顔を出す。日中はなんだかんだといっても暑いのだがふと顔を過ぎる風が秋めいていてなんだか胸がきゅんとなる。空はまだ高くなってないし、蝉なんてジージーとなく止むことなく鳴いている。伝う汗も肌に焼けつく日差しも8月なのだが。四季は消えてないんだと思う。

 

遠くに響くサイレンの音と虫の音と緩やかな風が気持ちよい。お酒が進むのです。